NTM症がシャワーやガーデニング原因だと決めつけ報道に辟易してます!~本当の理由とは?~

健康関連
にほんブログ村 健康ブログ 健康的な生活へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ PVアクセスランキング にほんブログ村

※応援ポチ、いつもありがとうございます!

こんにちは!

みなさん、最近テレビの健康番組や雑誌で

NTM症という言葉を見かけたり、
耳にしたりしたことはありませんか?

「なんだか難しそうな名前…」と思われるかもしれませんね。

正式には「非結核性抗酸菌症(ひけっかくせいこうさんきんしょう)」といいます。

実は今、この病気にかかる人が女性を中心にとても増えていて、
決して他人事ではない身近な病気になってきているんです。

今回は、

「NTM症ってどんな病気?」
「テレビで言われている原因って本当なの?」

という疑問について、専門用語を使わずに優しくひもといていきますね。

そもそも「NTM症」ってどんな病気?

まず、一番最初にお伝えしたい大切なポイントがあります。

それは、「この病気は、人から人へは絶対にうつらない」ということです。

インフルエンザやコロナのように

「家族や周りの人にうつしてしまうかも…」

と心配する必要は一切ありませんので、
どうか安心してくださいね。

NTM症は、土や水の中など、
私たちの身の回りに普通にいる「ごく弱い菌」が肺に入り込み、
長期間居座ることで、じわじわと長引く咳や痰を引き起こす病気です。

昔は別の病気と間違えられていた?

実はこの病気、昔から存在していたのですが
正しく診断できるようになったのは1990年代(今から30年ほど前)
に入ってからのことでした。

それまでは検査の技術が追いついていなかったため、
見た目が似ている「なかなか治らない結核」
と勘違いされて結核の病院に隔離されてしまったり、

「頑固な喘息(ぜんそく)」や「風邪の後のしつこい咳」だと
思い込まれて治療されていたという悲しい歴史があったのです。

よく聞く「お風呂のシャワー」や「土いじり」が原因ってホント?

病院やネットで調べると、こんな原因が書かれているのをよく目にすると思います。

  • お風呂場のシャワーや温水:シャワーヘッドの中にひそむ菌が、水滴と一緒に飛び散るから
  • ガーデニングや畑仕事:土の中にいる菌が、作業中に舞い上がって吸い込んでしまうから

「えっ、毎日入るお風呂や、大好きなガーデニングが原因なの!?」
とショックを受けてしまいますよね。

「お風呂に入るのが怖くなった」
「趣味の園芸をやめようかしら…」

と不安になる方もいらっしゃいます。

ですが……ちょっと立ち止まって、一緒に考えてみませんか?

ちょっと待って!本当に「環境」だけが原因でしょうか?

「土や水回りが悪い」という説明に、
なんだか少し違和感を覚えませんか?

だって、昔の日本を思い出してみてください。

道路は舗装されておらず、風が吹けば土埃(つちぼこり)が舞い散るような時代でした。

おうちのお風呂だって、昔より今のユニットバスや全自動給湯器の方が、
はるかに清潔でピカピカですよね。

もし「土や水回りの汚れ」が一番の原因なら、
土埃だらけで衛生環境も整っていなかった昔の方が、
もっと流行していたはずだと思いませんか?

それなのに、環境がとっても清潔で快適になった現代社会で
ここ20年の間に患者さんが3倍以上に増えているのです。

「昔よりお風呂や土が汚くなったから病気が増えた」というのは
やっぱり少し無理がありますよね。

本当の理由は「私たちの体を守る力」の変化にありました

では、なぜ現代の日本でこんなに増えているのでしょうか?

その本当の理由は、おうちの環境ではなく、

「迎え撃つ私たちの体(バリア機能)の変化」にあります。

大きく分けると、理由は2つあります。

① 街がキレイになりすぎて「体のバイキン退治の練習」ができなくなった

昔の日本人は、衛生環境が今ほど整っていなかった分、
幼い頃から日常的にいろいろな菌に適度に触れていました。
そのため、知らず知らずのうちに「菌と戦うための強いバリア力」を体に蓄えていたのです。

ところが現代は、街も家もとっても清潔になりました。
その結果、結核にかかる人は激減しましたが、
同時に「菌とたたかうお稽古(けいこ)」をする機会が減り、
私たちの体の防衛力が全体的に下がってしまったのです。

② 水滴が「細かすぎる霧(ミスト)」になった

昔の土埃のような大きなゴミは、
鼻毛やノドの粘液がキャッチして、
鼻水や痰(たん)として体外へ追い出すことができます。

でも、現代のおしゃれなシャワーヘッドや温水設備から出る水滴は、
目に見えないほど超微細な「霧(ミスト)」になっています。

この細かすぎる霧に乗った菌は、ノドのバリアをすんなり通り抜けて、
肺のいちばん奥深くまで届いてしまうようになったのです。

つまり、「私たちの体のバリア力が下がっているところへ、
現代の設備によって肺の奥まで菌が届きやすくなった」ことこそが、
急増している本当の理由だったのです。

次回予告:なぜ「痩せ型の中高年女性」に多いの?

NTM症は、誰にでも同じように起こるわけではありません。

実は、かかりやすい人にとてもわかりやすい特徴があります。

それが「タバコを吸ったことがない、痩せ型の中高年女性」です。

「えっ、不摂生をしているわけでもないのに、
どうして痩せ型の女性に多いの?」

「太っている人や男性じゃなくて、なぜ私たちが…?」

と不思議に思いますよね。

実はそこには、
体脂肪が作る大切なホルモンの不足、女性ホルモンの変化、さらには骨格の形まで、
女性の体ならではの深い理由が隠されているんです!

次回は、気になる「痩せ型女性とNTM症の切っても切れない関係」について
優しく分かりやすく解説しますね。どうぞお楽しみに!

※当記事は
①特定の医療行為を推奨、または否定するものではありません。美容目的の自由診療におけるリスクについても、健康コンサルタントの視点から一般的な注意喚起を行うものです。実際の使用に関しては必ず専門医にご相談ください。
②避難など時事問題での見解はあくまでも私的意見であり、各個人の責任においてご判断ください。

#NTM症 #肺MAC症 #健康ブログ #女性の健康 #呼吸器の病気 #免疫力 #体調管理

タイトルとURLをコピーしました